最近縮毛矯正でのダメージについてですが、知らず知らずうちにダメージをしている事が多いのです。

なぜなのか?

縮毛矯正は薬剤とアイロンなどの熱処理によって髪のクセをとり、整形していくのが縮毛矯正になります。この薬剤と熱の繰り返しによって髪内部のタンパク質が炭素化しやすく、外に流れでていく事で髪の内部がスカスカの状態になります。これは見た目にはわからないのですが、髪が濡れると水分が多くなり髪の乾きが遅くなってしまったりします。

良くすることはできるのか?

基本的に1度傷んでしまうと元に戻すことはできません。しかし、ダメージを増やさずに人工的に栄養素を補給していく事で、髪のダメージを良くしていく事ができます。そのためには、美容室でのトリートメントが欠かせませんし、ご自宅でのホームケアも同様です。完全には良くなることはありませんが、手触りが良くなってくれたり髪が乾きやすくなってくれたりします。

ダメなものはありますか?

髪のダメージ具合によりますが、傷み過ぎている場合に関してはオイル系の洗い流さないトリートメントは逆効果になる事が多いのです。髪が傷んでいると水分も吸い込むのですが、同様に油分も髪に吸ってしまいます。すると髪はオイルの油分でベタベタになってしまい髪が全く乾かなくなってしまいます。

どうするのが良いのか?

基本的には、シャンプーは洗浄性がありしっかりと泡立ちが良いものが良いでしょう。そしてトリートメントは補修効果の高いものを選んで毎日使っていくのが良いです。アウトバスにしてもまずはミストタイプの補修トリートメントを付けてから乾かしていくと良いでしょう。また、髪を乾かした後であればオイル系のトリートメントも良いと思います。

ただし、現在の髪の状態による部分も多いのでまずは美容師さんにしっかりと相談してからが良いでしょう。髪の状態はそれぞれで違いますので、ホームケアの仕方も変わってくると思います。最短で髪を良くするには美容師さんのアドバイスを聞いて日々のヘアケアをしていくのが良いでしょう。

ご質問などあれば、お気軽にご相談下さい。