最近多いのですが、縮毛矯正とブリーチが出来ますかという質問です。
結果的にできる場合があると言えます。これは、SNSなどでも発信している方がいるので、そう思われているかたも多いと思うのですが、今回はそれ以外の部分に対してお伝えしておきます。
縮毛矯正とブリーチにおいて確実に言える事だと、同じ日に施術をすることが出来ない。両方ともに髪の毛を最大限に傷む施術になっているので、同じ日に施術が出来ません。
必ず施術としては、縮毛矯正を先にしないとブリーチしてからのダブルカラーの色が縮毛矯正で取れてしまいますし、髪にかかる負担がさらに大きくなってしまいます。縮毛矯正は基本的に薬剤と熱の力で髪のクセを矯正するものだから、ダメージが必然的に大きくなってしまいます。
ブリーチも髪を傷めてしまうメニューの最上位となっているので、ダメージが必然的に大きくなっていくので、縮毛矯正から一か月は時間を空けておきたいところです。
しかしここで気を付けたいのが、縮毛矯正は基本的に新しくクセが出てきた所だけにしておくのがベターで、もしも毛先まで縮毛矯正をしてしまった場合はダメージが加速してしまい、日々のお手入れなどと相まって毛先がチリチリになってしまう事もあります。
髪の毛はダメージの限界をこえるとチリチリになってしまいます。美容室などでの施術も勿論の事、日々のお手入れでのヘアアイロンの高温によって髪はダメージを受けていくのです。ヘアオイルや洗い流さないトリートメントなどを付けたとしてもダメージは変わらないですが、ダメージを進ませないという観点では必ずケアをしておいてほしい部分になります。
長い目で見れば
今はもちろんですが、長い目でみれば縮毛矯正をしている髪にブリーチはしないほうが絶対的にいいです。もしもブリーチカラーをしたいのであれば、縮毛矯正をしない選択をとるべきです。
もしくは縮毛矯正をしたいのであれば、ブリーチカラーをあきらめる選択を考えるのでも一つです。髪に負担がかかるのも勿論ですし、両方が理想通りにいくかどうかもわかりませんし、ダメージだけが残る可能性も否定できません。
どうしても縮毛矯正とブリーチカラーをやりたいのであれば、それを得意としている美容師さんにお願いするのが一番です。現在担当してくださっている美容鍼が得意でない場合はお断りされてしまうと思います。
また、得意な美容師さんであっても失敗するリスクもありますので、それも念頭においておくとよいでしょう。
基本的に縮毛矯正とブリーチカラーを一緒にしないほうが髪にはよいです。
基本的に当店ではお勧めしていませんし、お断りさせていただく事が多いです。なぜならその後のヘアケアが大変になってしまいますし、縮毛矯正とブリーチで髪がボロボロに傷んでしまうからです。一度ボロボロになってしまうと髪は元に戻る事はありませんし、切って新しい髪と入れ替えていかないといけないのです。
そんな大きなリスクを抱えるんであれば、やらない選択をしたほうが良いと思っているので、どうしてもやりたい場合はリスクやヘアケアなどをお伝えして施術をする事にしています。
結果として、縮毛矯正とブリーチカラーは出来なくはないけども、圧倒的にお勧めしないになります。
少しでも迷われている方の参考になればと思います。