今回は髪が傷む原因の1つであるドライヤーについて
ドライヤーの使い方って誰かに教わわけでもなく、なんとなくであったり美容師さんのやり方であったり、インターネットで検索してということになっているのが多いかと思います。
ドライヤーは何気に使っているけど髪の状態によってはダメージが出てしまいます。なぜなら、髪の表面や毛先は過去のダメージなどの切り返しで傷んでいるからです。髪はを作っている1つにたんぱく質があります。これがしっかりとしていると髪にハリとコシがあるのですが、たんぱく質は熱に弱い特性があります。。。
なぜ弱いの???
熱に弱いというのは、たんぱく質の性質で熱が加わると科学変化によって固まる特性があります。これは焼肉がイメージしやすく、お肉を焼いていてつい目を離してしまったがために焼けすぎて黒焦げになってしまったお肉は硬くてハシで触るとボロボロとくずれますよね??
それこそたんぱく質の熱変性と言われる現象になります。この熱変性は60℃から始まり熱が高まるとドンドンと硬くなります。これを繰り返しているとパサつきの原因にもなります。
通常のドライヤーは吹き出し口で120℃の高温がでます。熱くない距離でもドライヤーで濡れた髪にあたると60℃ほどに下がります。しかし、乾いてくるに従い髪にかかる熱がドンドンとあがってきてしまうのです。
かりにアウトバスと呼ばれる洗い流さないトリートメントを使用したとしても熱は当たるので、多少の軽減となるのが大半であります。まずはドライヤーの当て方がやはり1番重要になってきます。
どんな乾かし方がいいのか
ドライヤーで1番最小に乾かしたい場所は・・・・人によっても違います。それは前髪があるかどうかで変わります。髪の毛は濡れて乾くにしたがって形を形成することが出来ます。なので、変なクセがついてしまうので前髪の方向性だけ決めて乾かしてしまいます。前髪がない方や前髪が終わった方が次に乾かしたいのがエリ足や後頭部の中のほうになります。
この後頭部が乾かないといつまでも濡れている感じになってしまうので、ずっとドライヤーをかけなくてはいけなくなります。すると、周りの空気が温まり髪の表面や毛先が徐々に乾いてしまいます。また濡れているからと言って表面や毛先のしずくを乾かそうとしてしまうと、ドンドン髪が乾燥にむかい、パサパサのダメージが出てしまいます。
ここで、順番をお伝えします
①(前髪ある人)⇒②後頭部の根元(頭皮)⇒③耳周りの根元(頭皮)⇒④頭頂部の根元(頭皮)⇒⑤髪の毛の中間部分⇒⑥毛先⇒⑦髪の表面などの仕上げ
こういったイメージで乾かしていただくと髪にダメージをさせる事が少なくて済みます。
あなたのドライヤーの乾かし方はいかがですか?もし、違う場所があればぜひ改善してみてください。もしも髪の傷みでお困りの場合はぜひ、1度度連絡を下さい。