こんにちは。今回は縮毛矯正とストレートパーマの考えかたをお伝えしたいと思います。
当店での考えとしては、縮毛矯正とストレートパーマは別としてとらえています。では、何が違うのか・・・
ストレートパーマでいうろ基本的には、クセをとるというよりも1度パーマをかけてカールやウェーブにした髪の毛を戻す、パーマ落としで考えています。それに対してクセをとるのが縮毛矯正として考えています。
ヘアースタイルを作るうえで必要な方法をとるようにするのが、当店の考え方です。大半がクセで広がることが多いので縮毛矯正になるかと思います。
そして、この縮毛矯正は美容師の技術の中でも、ブリーチとならびダメージがしやすい技術でもあるので慎重におこなっています。
髪の状態やクセの状態によって、施術時間がかわるのでどのくらいの時間がかかるかは、言えませんが基本的には平均して約2時間半~3時間半ほどになるかと思います。
薬剤のつけ方から、流し方やドライヤーにアイロンのしかたなど多岐にわたって拘っていくので、どうしても時間がかかってしまいます。
また、縮毛矯正をかけていくときに仕上げでいつもコテを使っているかでも変わってきますので、その辺も考慮していきます。それによっては、毛先まで薬をつけないようにすることで毛先の動きを残したり、巻いたりしたときにクセをつけやすくすることができます。
毛先への繰り返しの縮毛矯正は髪を傷めてしまうので、どうしてもかけたい場合を除きクセがでてきた所のみをしていくのが、ダメージを減らすことの出来る施術方法になります。
ほとんどの美容室でのメニュー表記で、〇〇ストレートや縮毛矯正となっている事がおおいのですがどちらも同じ意味になります。自分がどういったヘアースタイルにしたいのかなどをしっかりと美容師さんに相談していくとストレートパーマでいいのか縮毛矯正なのかを判断してくれます。
縮毛矯正を毎回全体的にかけるような施術に関しては、基本的にダメージがでます。よほどのことがない限りは、クセのでたところだけをしていくのが良いです。
当店でも行うことがある、内巻き縮毛矯正ですがこれも実はすべての方にできる施術ではありません。毛髪内部の髪の状態と毛髪外部の状態がある程度、残っていれば可能な施術ですが、、、、できない場合もあります。
どんな髪だとできない???
正確な判断は毛髪をみてからにはなりますが。
まずは、毛先がバキバキに硬くなっている状態です。これは髪の内部がスカスカになっており髪の表面が焦げてしまっているので、内巻き縮毛矯正どころか薬剤をつけることもしてはいけない髪になります。もしも薬剤がついてしまった場合は、チリチリのホウキのような髪になる可能性があります。
次に乾いているときは普通のような髪の毛であっても濡らしたり、シャンプーをした後の髪の毛がトロトロになっていたり千切れてしまったり、引っ張るとゴムような髪になっている場合も施術するには危険がともなうので、内巻き縮毛矯正はできません。
いろいろと制約が多く感じますが、過去の縮毛矯正の履歴やダメージの具合でできる事が限られてきます。もしも内巻き縮毛矯正をしたい場合は髪が伸びるまでまつか、ホームケアとサロンケアのダブルケアで毛髪の状態を挙げていくことでできる可能性が高まります。
いずれにしても縮毛矯正は、髪質やクセにダメージなどを考慮しないといけないので美容師さんにお願いするときは、しっかりと相談されるといいですよ!
もちろん当店でもご相談を受けておりますので、お気軽にご連絡を頂ければと思います。