縮毛矯正を続けていった時やお店を変えた時に起こるのが、縮毛矯正がうまくいかない・・・・

特に最悪な状況でいうと、「チリチリのパサパサ」な状況じゃないかと思います。。。髪が傷んでいたとか思ったより薬剤の浸透がよかったなどの様々な原因があると思いますが、基本的に「美容師の失敗」です。

傷んでいるなら、縮毛矯正をやめればいいし薬剤の浸透が早ければ注意しておけばいい・・・こういった事の小さい確認をしないで施術を行なう事でおきる「トラブル」それはもうまさに失敗です。

いつもダメージしているなら、慎重に薬剤を取り扱わないといけないですし、薬剤の塗布やらその後のアイロンなどの施術もアシスタントに全て任せているようではいけません。左右で仕上がりが違ったり、見えないところで傷んでしまったなんて良くある事だと思います。。。

よくあってはいけないんですけど、だいたいの失敗は小さい事の積み重ねであり慢心してしまう事が原因になります。もちろんお客様の髪に問題がないわけでなありませんが、実際に施術をするのは美容師なんです。なので、美容師としては当然無理なら「やらない」「できない」という選択肢もあるわけです。

もちろんお客様が、絶対にどうしてもやりたいと言う場合もありますが・・・それでもお客様の事を考えれば「○○の状態までなら」とか、きちんと説明ができる状態で納得してもらえるならば、施術もOKだと思います。。。

でも、単純に売上たいとか、やりたいでは施術を受けるお客様が納得されないんじゃないかと・・・実際にその髪ですごすのはお客様ご自身ですから。。。最低限でもダメージをさせないずにいることが一番なんではと・・・

まだまだ多い「チリチリ」になってしまう「失敗」。。。

これを修復していくには根気と時間がかかります。最低でも2回は時間をかけて「再度縮毛矯正」をしないといけなません。それも髪にかける負担を最小限にしながらも髪にハリコシを出して丈夫な髪にもしていかなければいけません。

髪に残る薬剤を限りなく少なくすることに加えて持続性のあるトリートメントをたっぷりと髪に浸透させてダメージの修復をしていく。

こういった事を髪の状態と「チリチリ」の状態に合わせて、薬剤の調整も行なわなければいけません。単純に薬剤をつけるだけとも違うので、知識と経験が必要になってきます。。。

過去に一度も修復もしたことない場合だと上手くいく事はないので、もしもお客様であるあなたが、「チリチリ」になったとしてどうしようもない場合は、経験のある美容師さんにお願いするのが一番だと。。。

失敗してしまった美容室でおこなう場合は、トリートメントでのケアのみで伸ばしながらカットするのが一番になります。

ぜひ参考にしてください。。。

ちなみに当店でも「修復縮毛矯正」はおこなっています。時間は掛かりますが1年~2年ほど(髪の長さ)で元のような状態にしていく事ができます。

ご参考までに。。。