ここ最近、時期的なものあるのでしょうが「縮毛矯正」のご質問を頂きます。今回も他店での縮毛矯正のチリチリのお直しについて・・・

今回のお客様は10年ほど縮毛矯正をして、そいのお店で二回目の縮毛矯正をかけたそうです。今まで縮毛矯正でこんにもチリチリになったことはなかったと。たまにチリチリになったとしてもこんなに顔周りに前髪に毛先にチリチリになってしまったという事でした。。。

失敗した美容室では、やってもらいたくないという事で東京、神奈川のお店で探していたところご来店頂きました。まずは、カウンセリングで状況をお聞きしました。担当者とアシスタントで施術をしていたそうですが、前回とちがって施術までの時間が長くて、いつもよりも流しも短くて、全部終わってなんか色々とトリートメントを髪につけていつもはしないアイロンを最後にしてたという事でした。

実際に毛髪診断をして髪のダメージを確認したところ、薬剤の過剰反応にアイロンによる熱ダメージがひどく、パサパサのごわごわの状態でチリチリしていました。さすがにこの状態は切るしかないのがホンネでしたが、バッサリとは切りたくないとの事でしたので。。。

なので状況を説明しながら、今よりは扱いやすくなるようになるくらいと、少しずつカットしてなくしていくことをお伝えさせてもらいました。そこで、もう一度縮毛矯正の薬剤を使うのですがその前に髪の状態をしっかりとチェックしながら、つきっきりで髪の毛の変化を確認していきます。ビビリでチリチリになった場合は一瞬一瞬で髪の状態が変わるので、プロセスを慎重にしてどういった手順でやって髪を見極めるかが重要なのです。

できる限界はあるので調節をしながら髪にも負担を最小限にしながら、手触りの向上とダメージケアを同時に行いながらカットしていくことしかできません。

今回もそのような施術で、当店オリジナルの施術方法とケア方法で髪を落ち着かせてもらいました。また、キープするのと同時にこれ以上傷めない様にホームケアも一緒に使用して頂くことにしました。

1度、傷んでしまうと髪はカットするしかないのですが一気にカットするのは髪の長い女性からするとカットするのもキツイものがありますよね。髪は女の命と呼ばれます。傷んだ髪をみるのは美容師としても辛いので、しっかりと直させていただきたいと思います。

そしてゆくゆくはキレイなサラサラな髪の毛にしたいですね。1年くらいは最低でも掛かるとおもうので、その間はしっかりとよくしていきましょう!!