今回はご新規のお客様のお悩みです。初めてご来店頂いた時に余りにも傷んでいました。理由をきくと色々な美容室に行っていて、前回行った美容室も初めての所だったという事です。

そこで、チリチリになってしまったと・・・お店に確認したところ、もともとダメージがあったからじゃないですか?とか来店して頂いても直せないと思いますといわれてしまったそうです。

そこでどうにか出来ないかと思ってネットを見てご来店くださいました。今回は実際のお写真がないので、イメージ写真は載せときます。。。

そもそもの大前提としてチリチリになった髪の毛は元には戻せません。。。なぜこうなってしまったのかと、ご本人もわからずでした。。。。

まずはプレカウンセリングから、当時の状況を教えてもらいます。

すると、いつも毛先はあとから塗ったりしてたのが今回は同時に塗っていたのと、忙しかったのか放置時間も長かったそうです。そのあとのアイロンもちょっと水蒸気が沢山でていたと。。。

仕上げのときに洗い流さないトリートメントを付けて仕上げにアイロンで終わってその日はきれいだったのに、次の日に洗って乾かしたらゴワゴワのチリチリだったと。。。。

この問題は何が原因とは一概には言えないのですが、過剰な薬剤の反応とアイロンによる熱のダメージによって引き起こされてしまったと思います。

この事もしっかりとお伝えさせて頂きました。

そこで、これからの処置として定期的に改善処置と補修をしながら髪をカットしていくことにさせて頂きました。

まずは、髪に必要な事としてダメージのチェックしていきます。その状態でクセを伸ばせるのかどうかチェックしていきます。そこから、薬剤を作り髪の毛の補修と補強をしてから再度ストレートの薬剤で優しくクセとチリチリを伸ばしていきます。

そこから髪を見ながら、髪をキレイにしていきます。

一回で出来る範囲に限界があるので、髪をしっかりとさせてチリチリを落ち着かせる事を優先させてもらえるようにしていきます。そこから髪の毛を落ち着かせていきます。

元々、チリチリになってしまった髪を治していくのは正直にお伝えしており、切るしかないのが現状でその状態でどう頑張ってキレイにするには、時間がかかるとお伝えさせてもらっています。

そこからダメージによって毎回の施術を変えていくようにしていきます。

 

今回のようにダメージをおってチリチリになってしまった場合は、時間が解決への一歩になります、傷みすぎてしまった髪の毛は正直に切るしかないのが現状です。

縮毛矯正をするうえで一番気を付けておくのは、伸びないではなくチリチリにしないことが一番大事になります。

伸びないのは、再度直すことが可能ですが傷ませてしまったのは中々直すのに技術が必要になります。

このチリチリを直す技術は繊細になるので安易にやらないほうがいいと思います。

今回は髪をみさせてもらってなんとか出来る結果でしたので、させて頂きましたがもしかしたら出来ない可能性もあり、再度ケアをして時間を置いてからさせて頂くかたちになるかと思います。

すぐには無理ですがキレイな髪の毛にしていくことは可能ですので、キレイな髪までのプランをしっかりとすることが何よりも大事で。途中で他店での縮毛矯正やカラーも辞めて頂きたいとお願いしてあります。

もしも、これを読んでいて縮毛矯正で失敗してチリチリになってしまった髪のあなたへ・・・・

このような状態になってしまったのは、美容師側の知識、技術不足が原因です。その状態を治すにも根気も時間もかかります。でも必ずキレイにしますので、そんな髪になってしまった場合は一度ご連絡ください。