【縮毛矯正】と【ストレートパーマ】についてツヤ髪美容師がお伝えします。
髪質改善エステ×頭皮改善ハーブマジック美容室Pensiero【ペンシエロ】です。
ツヤ髪つくり専門でしているのですが、「アホ毛」「うねり」「はねる」「ひろがる」。このようなお悩みを解決するのに最適なメニューはずばり縮毛矯正(ストレートパーマ)になります。美容室の広告で縮毛矯正のことを髪質改善と呼んでいるとこもありますが・・・
そもそも縮毛矯正とストレートパーマの違いは知っていますか?縮毛矯正とストパーの違いについても記載してあります。
魔法のような悩みを解決できるメニューですが・・・・その分非常に難しい技術でもあります。もちろん美容師さんはしっかりと練習や経験を積み重ねていますが、それでも色々なことがおこります。
ここではやり方や失敗のこと、ヘアケアのことに関してお伝えしていきます。
【縮毛矯正】と【ストレートパーマ】の違い・・・
最近の美容室で掲載されている【縮毛矯正】メニューは見てみると・・・・
- 縮毛矯正
- ストレートパーマ
- オイルストレート
- キラ髪ストレート
- ツヤ髪ストレート
- 水ストレート
- スーパー縮毛矯正
- 髪質改善ストレート
- リシオストレート
- アミノストレート
メニューだけみてもこれだけ沢山あります。どれがどれだかわからなくないですか?実際に美容師もわからないものはわかりません。
これはメニューの名前だと思ってもらえればいいかと思います。どんな【縮毛矯正】なのかまたは【ストレートパーマ】なのかお店で確認してください。
では、まず【ストレートパーマ】ですが、これは本来ですと髪の毛の広がりを少なくするのとパーマをかけた髪の毛のパーマをとるのが目的としていて、薬剤の力(アルカリと酸化の作用)だけでおこなうものになり、高温のアイロンやドライヤーでの施術工程が入らないものになります。
次に【縮毛矯正】になりますが、みなさんご存知のようにまっすぐにするのが目的になるので、クセ毛やうねりちぢれ毛などを整えてまっすぐするのが【縮毛矯正】の目的です。このクセやうねり、ちぢれに関しては薬剤の力だけでは伸ばせないので、薬剤+熱の力を使用します。これはアイロンやドライヤーの熱を利用して伸ばしていく工程が入るものになります。
この違いが【縮毛矯正】と【ストレートパーマ】の違いになりますが、美容室のメニューは先ほども記載してありますが、呼び名が沢山ありますがどれも意味合いとしては【縮毛矯正】に違いはありません。
【縮毛矯正】の起こりうる失敗はどういうのがあるかというと・・・
【縮毛矯正】における失敗で一番多いのが、いわゆる「ビビリ毛」と言われるホウキのくずれた毛先のような状態でゴワゴワしているのが特徴的になります。こうのような状態になってしまったら切るしかありません。
この「ビビリ毛」に関しては、切る以外に良くすることはできません。髪の毛の状態としては何をしてもよくなりません。この場合は美容師さんとよく相談してこの先の髪の毛に備えていくといくのがベストです。
なぜこのような「ビビリ毛」になったのかというと原因はいくつかあるので確認してみてください。
- 薬剤による過剰反応
- 熱による反応
- 髪の毛によるダメージ
主な原因はこの三つが多いと思います。それぞれについてお伝えしていきます。
薬剤による過剰反応による失敗
これは髪の毛のクセやダメージに合わせて薬剤を選んでいるのですが、そのマッチングができていなかったり、クセが強いとおもって必要のない強い薬剤を使用してしまったためにおこってしまうのです。また、この薬剤がついているときに浸透を高めようとして、遠赤外線のローラーボールを使用したことにより、髪の毛の表面や毛先に余分な負担がかかり薬剤の過剰反応によってダメージをおってしまい「ビビリ毛」になってしまいます。一概に薬剤の強さやローラーボールを使用してはいけないわけではなく、髪の毛の見極めが必要になります。
熱による過剰なダメージの失敗
熱によるダメージも大きな「ビビリ毛」になる原因になります。これは先程の薬剤の影響で髪の毛に深刻なダメージがでているにもかかわらず、180℃前後の高温のアイロンで一気にプレスえすることによって過度の熱が加わってしまい「ビビリ毛」になってしまいます。薬剤をつけたあとに、高温の熱を使うのでその処置を間違えてしまうと、とりかえしのつかない「ビビリ毛」になってしまうので、もしなってしまったら伸びてカットするまではどうにもなりません。
髪の毛のダメージでおこる失敗
これの原因としての「ビビリ毛」は、髪の毛が縮毛矯正の薬剤に髪の毛がたえられない事からおこる原因になります。これにはさまざまな要因がありますが、たとえば明るいカラーいわゆるブリーチを繰り返しているような髪の毛で、シャンプーをしたときに髪の毛が伸びるような状態だと髪の毛は薬剤に耐えれないことがあります。
それ以外でもパーマの繰り返しや白髪染めの繰り返しによって薬剤のダメージが多くでている場合も同様に髪の毛が耐えれない事にもなってしまいます。あとは、日々繰り返している可能性のあるアイロンやコテの連続使用によって髪の毛のタンパク質が熱変性をおこすことによって髪の毛が薬剤に耐えられなくなってしまいます。
【縮毛矯正】でやってほしくないこと
縮毛矯正において、失敗しない為にはかならずではないですがセルフでのヘアカラーや白髪染め、もしくはブリーチをおこなっている方に関しては、髪の毛のダメージが計り知れないので縮毛矯正の薬剤が耐え切れないので、セルフでやっていることに関しては、基本的に縮毛矯正はしないほうが安全だと思います。
現在が非常に便利な時代のおかげで・・・・
現在雑誌やネットでさまざまな情報が拡散していますし、さらに市販している薬剤やそれ以外にも美容室で普段使っているような薬剤までもネットで販売している分簡単に、強い薬剤が手に入ってしまうのです。
さらにその薬剤の使い方などや普段美容室でやっている技術を公開することで簡単にやれるように感じてしまって自分でやってしまうことで取り返しのつかないダメージになってしまうのです。
現場の美容師でさえも薬剤の取り扱いに注意していますし、薬剤の特徴をつかむのにも時間や経験がかかりますので、むやみやたらにセルフでやってしまうに注意してください。
【縮毛矯正】をかけたけど、うまくかからなかった。。。
これも縮毛矯正の失敗の一つでありますが、この場合は美容師側の問題がありますが、クセの強さよりも薬剤が弱かったケースや髪の毛自体が薬剤をはじきやすく浸透しないケースが該当すると思います。この場合は再度施術することでうまくかかるケースがありますが、ぎゃくにかかりすぎるケースがあり、ダメージを強くすることもあるので、美容師さんとしっかりと相談していくのがいいです。
短時間での施術工程において・・・
たしかに短時間での施術は魅力的ですが、ただ早ければいいものではありませんし、時間をかけばいいものでもありませんが。。。髪の毛の状態を把握することや薬剤の浸透を考えていくとそれなりの時間はかかりますし、短時間の施術だと薬剤の強さが強いものを使用している可能性もあるので、髪の毛に対してダメージが強くでてしまうこともありますので、気をつけておきたいところです。
パッツンなストレートじゃなくて自然なストレートをお願いしたのに。。。。
これもよくある失敗の部分になるかと思うのですが、【縮毛矯正】をお願いして施術をしたのですが、ピンとしたストレートではなく、柔らかい自然なストレートにお願いしたのに。。。ということもあるかと思います。
縮毛矯正もオーダーの仕方を参考にしてください。
参考にして頂く部分多いかと思いますが、なざなってしまうのかというと薬剤をしっかりしたものを使用しながらも途中の工程でもあるアイロン(ストレートアイロン)の入れ方でプレスが強すぎたり熱が高すぎる場合に起こってしまいます。これは美容師側の施術に関してですので、その部分を把握できなかったのが原因になります。
この不自然なまでのストレートから自然な【縮毛矯正】をするにあたって、自然ってなにかというとクセをとりすぎないことになります。どこまでクセをのばしておくのかということになりますし、【縮毛矯正】の薬剤や技術が大きく作用されます。
実際にどういう技術をしていくのか・・・???
普通の【縮毛矯正】を例にだしていきますが、髪の毛の癖の状態を確認して1剤と呼ばれるアルカリ性の薬剤を使って、髪の毛の中に存在するシスチンという結合をはなして、クセでまがっている状態をバラバラにしていきます。
次に薬剤を流して乾かした後に180度のアイロンでプレスして髪の毛をまっすぐにしていきます。その後2剤と呼ばれる酸性のものをつけていき、髪の毛を固定させていきます。
この工程の中のすべてが、大事で1剤の時間で成功か失敗かが決まるのが7割でその後のアイロンで3割かと思います。
Pensiero【ペンシエロ】の【縮毛矯正】は・・・
ペンシエロでの【縮毛矯正】は、大きな特徴としてアイロンを使わずにブローのみで髪の毛を整える【縮毛矯正】になります。ペンシエロでは髪の毛のダメージケアを第一に考えているので180℃のアイロンを使うことはありません。髪がこげてしまうので、アイロンは使いません。
最初に1剤を使う前に、髪の毛の診断してから髪の毛に必要なタンパク質を与えながら水分と保湿をしてから1剤を使っていきます。この薬も通常の【縮毛矯正】とちがい1剤がアルカリ性ではなく「酸性」になっているのと「熱」を使って髪の毛の内部に浸透させることにより髪の毛のシスチン結合をほどきながら、髪の毛の内部を膨らませながら薬剤を浸透させます。
そのお薬を流すときにしっかりと流したあとに薬剤を除去するものを塗布してから髪の毛の美容成分と保湿をつけてから、ブローをして髪の毛のバランスを整えながらクセを伸ばしていくので自然な立ち上がりと自然な毛流れになりながら、毛先を内巻きにすることでまとまり感をつけていきます。その後に2剤をつけてから保湿をしてから、キューティクルを整えていき完成します。
失敗を避けるために覚えておきたいこと
失敗をさけるために覚えておきたいことになりますが、前の部分でもお伝えしていますが、絶対に自分での【縮毛矯正】や【ストレートパーマ】をおこなわないということです。まず市販の薬剤がどういったものかわからないですし、強さもわかりません。また、美容師さんがつかう薬剤なら大丈夫だと思うのも危険になります。なざなら、美容師が扱う薬剤も種類がおおく使い分けをしていますが、クセが強いから強い薬剤を使うのは危険ですし、美容師は髪の毛が薬剤に対応できるように強い薬から弱い薬までの使い分けをしていますし、補助となる薬剤や処理剤を使用しているので、仕上がりに差はでるのは当たり前になりますし、むやみやたりに【縮毛矯正】や【ストレートパーマ】をしてしまうと失敗する可能性が高くなります。
そして自分でブリーチをしていたりヘアカラーを繰り返し行っている方も同様に髪の毛への負担が大きくなるので、髪の毛に対して処置をしながら【縮毛矯正】や【ストレートパーマ】をしても、薬剤にたいして髪の毛が耐えれないことがあるので、これも失敗する可能性が高くなります。
また美容室においても頻度の問題になりますが、パーマやデジタルパーマや【縮毛矯正】、カラーやブリーチを使ったダブルカラーなどを繰り返している場合も難しい施術になりますので、失敗する可能性も高まります。
お家での事にかんして言わせてもらうと、毎日のアイロンやドライヤーのやりすぎや髪の毛を乾かさないなどのお手入れ状況が悪いとやはり髪の毛のダメージが強くなるので気をつけてください。
【縮毛矯正】のあとに気をつけておきたいヘアケア
せっかくきれに髪の毛がクセもなくなり広がりも減ったのに、お手入れはどうしたらいいのだろうと思ったりしませんか?ここではその疑問についてお答えします。
家でのヘアケアはなにをするのがいいのか
まずお家でのお手入れで思いうかぶのは、トリートメントではないでしょうか?シャンプーの後のトリートメントや洗い流さないトリートメントはどうするのかではないでしょうか?
洗い流さないトリートメントもさまざまな種類がありますが、オイルタイプが一番人気ではないでしょうか??【縮毛矯正】が一般的に美容室のメニューになってからというものへアケアとして様々なオイルタイプの洗い流さないトリートメントがでていますが、現在はそれ以外もさまざまタイプの洗い流さないトリートメントがあります。
この洗いながさないトリートメントは、ツヤや乾燥を防ぐと言われていますが、実際には施術した美容師さんのお勧めするものを使うのが一番です。一人ひとりの髪質に合わせて薬剤を使用しているので、必ずしも一番人気であるオイルタイプの洗い流さないトリートメントがいいとはいえません。むしろ、ミルクタイプやミストタイプのがいいこともあります。
実際にペンシエロで行われている【縮毛矯正】は「自然な縮毛矯正」でブローなどをすることで内巻きにすることもできます。また、ダメージケアを一番にしているので、耐熱のあるミストタイプと熱の力で栄養うぃ与えていくミストタイプの洗い流さないトリートメントをお勧めしています。
このように美容室や美容師によって、髪質や薬剤によってかえることがありますので、担当の美容師に確認して使っていくといいです。
次にドライヤーですが、いくら【縮毛矯正】をしているといっても必ず乾かすようにしてください。これは髪の毛に対しての負担が増えてしまうことが一番の原因です。しかし、ドライヤーをかけすぎてしまうと髪の毛は焦げてしまいパサパサになってしまいます。しかも【縮毛矯正】をしている髪の毛は180℃のアイロンをおこなう施術をしていると、すでに髪の毛の焦げ付きがでることになってしまうので、ダメージがさらにすすんでしまうので注意してください。
またアイロン(コテ)も同様で髪の毛の乾燥をすすませる要因になるので、洗い流さないトリートメントを使わないとさらに乾燥するので気をつけるべきです。
【縮毛矯正】はおこなった日はなるべくシャンプーは行わないほうがいいです。これは、髪の毛に薬剤が定着するのに時間がかかるためです。ほとんど場合は平気ですが、それでも定着の時間をおくのが一番ベストな選択となるでしょう。
美髪デザイナー 豊島淳一
都内美容室を12年経験後に品川区中延に髪質改善エステ×頭皮改善ハーブマジック美容室Pensiero【ペンシエロ】をオープン。 ヘアケアと頭皮ケアの知識が豊富。縮毛矯正とヘアーカラーが得意。 楽なスタイルとツヤ髪つくりに定評、独自のカウンセリングで30代~50代中心として美意識の高いお客様からの評価を頂いております。
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